脚痩せについて

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こんにちは。
今回は脚痩せについて書かせて頂きます

先日、相談者より脚を細くしたいという相談がありました。
シンプルに脚が太いので細くしたいとのご希望です。
どのようにすれば脚が細くなるのか?

ずばり、食わず動かずして全体的にやせるのではと思いますが、
まず、この考え方はダメですね。
これだと不健康なやり方になります。
では、どうするのか?

まずは、現状太くなっている理由についてです。

①むくんでいる
②脂肪がつきすぎている
③筋肉がつきすぎている

大きく3つにわかれます。

その中でも、今回の相談者の状況や環境から
③の状態を切り口に考えてみました。

③の筋肉がつきすぎているという事は、
脚の筋肉を使い過ぎているという事になりますが、
相談者の方はスポーツをしている為、
脚の筋肉がつきすぎてしまう事は避けられません。

しかし、逆の考え方として、脚が太くなっているのは、
他の部分の筋力が少なく、脚の筋肉に依存していると
いう事も考えられます。

また、むくみに関しては、むくみの兆候である
圧痕が残る事はなく、心臓や腎臓も正常ですので
可能性は低いですが、毎日のハードな練習から
リンパ節のつまりは可能性としてあるかもしれません。

脂肪に関しても、毎日のハードな練習と体脂肪率から
少ないと考えられます

これらを踏まえ、相談者の脚の部分を観察すると、
相談者も気にされている
太ももとふくらはぎは大きいです。
この相談者は競泳選手ですので、確かに
両脚が大きすぎると、泳ぐ際に下半身が沈みやすく、
水面下でのボディーポジションを保つのに、
脚が細い選手よりはエネルギーを使うため、
脚のパフォーマンスを落とすことなく、
脚を細くしていく事も大事だと考えました。

①の介入は、リンパ節周囲のほぐしと股関節周囲のストレッチ
により、むくみ改善も念のために行いたいと思います
②の介入は、脂肪はあまりついていないと思われますので、
特に行いません。
③の介入が一番のポイントになりますが、
筋肉がつきすぎて、気になっている太ももとふくらはぎの
上下にあり、お尻と足の筋肉を使えるようにする事が大事になります。
使えるようにするために、更に大事な事としては、姿勢(特に下半身)です。
姿勢が悪いとお尻の筋肉が刺激されにくく
きれいな脚のラインにもなりません。
骨盤が前へ傾きすぎて反り腰と猫背や股関節の内股の膝とつま先が外側に
なっている姿勢だとお尻があまり使われない状態になります。
そして、足に関してはつま先が外側を向いているだけでなく、
相談者の方は偏平足である事も関係していると考えられます。
つま先が外を向いて偏平足だと、歩く時に脚全体の筋力を余計に使うため、
余計に大きくなってしまいます。

まとめると、脚を細くするためには、きれいな姿勢へ整え、
お尻や足の筋力が使える様にし、余計な太ももやふくらはぎの
負担を減らす事で達成できると考えられます。

では、具体的に何をするのか?

脚痩せ効果10選

①左右鼠経リンパ節ほぐし      左右各20秒
②左右膝かリンパ節ほぐし      左右各20秒
③左右股関節内外旋動的ストレッチ     20秒
④左右膝関節屈伸動的ストレッチ      20秒
⑤仰向け両脚上げブラブラ         20秒
⑥四つ這いでの左右股関節伸展運動     20秒
⑦四つ這いでの左右股関節外転運動     20秒
⑧膝立ちでの股関節伸展運動        20秒
⑨膝立ちでの左右股関節内外転運動     20秒
⑩立位での足指移動            20秒

しかし、これをただしてもダメです。
しっかり、実施項目の目的やポイントを抑えていないと
逆効果になりますので注意してください。
そして、継続は力なりです。
その時に結果がでていなくても、
お尻と脚が使える様になるのは色々な意味で良いです。
是非、継続して行ってみてください。

実際行ってみて、太ももの変化は出やすいです。
しかし、ふくらはぎの変化は難しく
多少施術が必要な部分かもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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