快眠の為にダイエットが必要なのは何故でしょうか?
ダイエットを考える上で、まず、イメージする事とは、
脂肪を減らす事だと思います。
脂肪には、体脂肪と内臓脂肪があり、
体脂肪は体の表面に近い部分にあり、
内臓脂肪は内臓周囲に付着しているため、
体の奥にあります。
まず、この体脂肪と内臓脂肪が快眠とどう関係しているのか?
まず、脂肪というのは、何故か悪者にされがちでありますが、
脂肪から人間はエネルギーを作っている事は忘れない様にしましょう。
ただ、脂肪は個人の状況や環境によって、少ない方が良かったり
多かった方がよかったりします。
ここでは、病気になりにくい体つくりとして立ち位置で
書かせて頂きますので、少ない方というより標準に近い方が良いという事で書かせて頂きます
体重や身長より、BMIや体脂肪率・内臓脂肪レベルが過剰になっている方は、
標準に近づける必要があります。
参考資料:厚生労働省e‐ヘルスネット:
快眠との関係に関して、まず一つは夜中のいびきです。
脂肪が多いと、気道の通りが小さくなり、口呼吸の際にいびきが生じます。
いびきをしている段階で睡眠中の酸素の取り込みが悪いため、
睡眠中の体の回復が効率よく行えていない状況になるため、
快眠につながりません。
内臓脂肪は、これが多くなり体からすると異物でしかないため、
排除しようとして免疫システムが働き、体は炎症状態になっている事になります。
この炎症状態が長く続くと、血管や細胞、臓器を傷つけてしまい、
いずれは、動脈硬化や脳梗塞へつながってしまいます。
つまり、内臓脂肪が多いと体の中は地味にメラメラと燃えている状況ですので、
睡眠中もリラックスしていない状況であり、快眠へつながらないという事になります。
体の炎症とは、怪我の時の様な目に見えるものではなく、体の中を長年浸食している
状況であり、これが、健康延伸を短くしている事になります。
そして、人間にとって必要な酸素も、唯一脳や体を修復する睡眠の時に少なければ、
体はずっとダメージを残している状況になります。
先天的・遺伝的は要因は除いて、人は病気になれば色々な医療や薬に頼り、治らなければ
医療のせいにしてしまうところがあります。
人は自ら治す力をもっており、ただ、その治す方法をしらないだけです。
肥満だから悪いと伝えているわけではありません。
ただ、私は沢山終末期の方々をみてきました。
その中で、病気に早くからなり、若い時にもっと健康に気を遣ってればよかったと
後悔される方々も多くみてきました。
ストイックなダイエットを進めているわけではありません。
現状で、体重や血圧、体脂肪率、内臓脂肪レベル、血液検査等で、
少し、生活習慣病に足を踏み入れている方は、
早いうちから対策をしていると、健康寿命の延伸へとつながります。
その為には、脂肪を少し減らして快眠になり、体をいたわっていきましょう。