腰痛の解剖1  〜腰椎構造と役割〜

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腰椎:私たちの体を支える重要な部位をわかりやすく解説

腰椎は、背骨の下部にある5個の椎骨で、体を支え、前後左右に動かす重要な役割を担っています。

腰椎の構造
椎体:円柱状の骨で、腰椎の土台となる部分です。
椎弓:椎体の後ろ側にある、輪っか状の骨です。
棘突起:椎弓の後ろ側にある、突起状の骨です。これが背中の中央に並んでいるのが触診でわかる棘です。
横突起:椎弓の左右にある、突起状の骨です。肋骨がここに連結しています。
関節突起:椎弓の上下にある、突起状の骨です。隣接する椎骨同士を連結し、動きの軸となります。
これらの部分が連なって、腰椎を構成しています。

(写真は第2腰椎)

腰椎の役割
体を支える:腰椎は、上半身の重みを支え、体全体のバランスを保ちます。
体を動かす:腰椎は、前後左右に曲げたり、捻ったりすることで、体を動かすことができます。
神経を守る:腰椎の中には、脳から体全体に情報を伝える脊髄があります。椎骨の穴を通って脊髄が通り、神経が守られています。

腰椎の健康を守るために
腰椎の健康を守るためには、以下の点に注意することが大切です。
正しい姿勢を心がける: 猫背や反り腰などの悪い姿勢は、腰椎に負担をかけ、疾患の原因となります。
適度な運動をする: 運動不足は、筋力が低下し、腰椎を支える力が弱くなります。
バランスの良い食事を摂る: カルシウムやビタミンDなどの栄養素は、骨の健康維持に重要です。
定期的に体を動かす: ストレッチやヨガなどの運動は、腰椎周りの柔軟性を高め、血行を促進します。

まとめ
腰椎は、私たちの体を支え、動かす重要な役割を担っています。日頃から正しい姿勢を心がけ、適度な運動をすることで、腰椎の健康を守りましょう。

投稿者

  • 藤 洋一郎

    理学療法士国家資格保有(歴20年)
    (今までの経験)
    リハビリテーション科長代理/通所リハビリチーフ/訪問リハビリ管理者/住宅改修・福祉用具提案/認知症ケア従事/高齢者住環境相談業務/ケアマネジャー業務/高齢者リハビリにより多岐による疾患のリハビリ

    脳神経内科でのパーキンソン病や脊髄小脳変性症/多系統萎縮症等のリハビリ/脳卒中(脳梗塞・脳出血)のリハビリ

    (やりたい事)
    ・働き世代の腰痛や肩こり、慢性疲労等でお悩みの方を救いたい
    ・リハビリ難民の方に出張自費リハビリで生活を支えていきたい
    ・県立高校水泳部の外部指導者で全国一を目指す水泳専属トレーナー
    ・佐賀県競泳専門の国スポ合宿や帯同経験あり
    ・佐賀県水泳連盟強化練習会ドライランド&ストレッチ指導経験あり

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